以下省略!

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chrootっていろいろ便利だったりするよね(Debian noroot試してみた)

f:id:abyssluke:20150403061802j:plain:w240:leftAndroidDebianが動くDebian norootを試してみるなど。Xserver SDL+chrootの合わせ技でDebian(っぽいの)を動かしてしまうアレ*1
Android 5.0以上であれば問題ないが、それ以外の場合(4.4以下)でroot権限を取得していない場合はAndroid OSのバグで残骸が残るためアンインストールしてしまうと再インストールできないので注意*2
・デスクトップ環境はXfce
・USB*3Bluetoothでもいいのでマウスやキーボードがあるとかなり捗るので用意すべし。
・初回起動時必要なファイルをダウンロードするため起動にかなり時間がかかる。最低600MB以上は必要。
・環境によっては起動しないこともあるかも。

以下はメモ(続きを読むから)。

ブラウザ導入

apt-get updateを先にやっておくことをお忘れなく。

# apt-get install iceweasel

openpty()に失敗〜のエラーは無視すべし(仕様)。

GIMP

# apt-get install gimp

他のアプリを入れていない場合は大量のライブラリ等がインストールされる故、300MB以上使用するのでストレージ容量に注意。
一時プチブームとなった「AndroidでGIMP」はDebian norootにGIMPInkscapeが入ったもの。

xtermで日本語対応させる

デスクトップにあるRoot Terminal, Terminalはデフォルトで2バイト文字が正常に表示されないので、以下のページを参考にnanoなり使い、2バイト文字のフォント設定をdesktopファイルに追記する。予めapt-get or aptitudeでfonts-vlgothicなどを入れておくことをお忘れなく。
Debian norootで日本語環境@android5.0.1 nexus9 | 新々連打メモ
ちなみに、Debian norootでは/dev/ptsを利用できないみたいなのでほとんどのターミナルアプリは使用できないと思ってもいい。

タップしたところをクリックしたい

デフォルトではフリックでマウスポインタ移動、タップするとポインタがある場所でクリックするが、変更も可能。
アプリ起動後すぐに最初の画面にあるCHANGE DEVICE CONFIGURATIONを押し、Mouse emulation→Mouse emulation mode→Large(tablets)を選択する。その名の通りタブレット向けなのでスマフォだと逆に操作しづらいかも。GIMPで何か描くときはこちらを推奨。

端末の傾きでマウスを動かさないようにしたい

Debian norootの説明にもあるが、アプリ起動後CHANGE DEVICE CONFIGURATION→Mouse emulation→Advanced features→Control mouse with gyroscopeのチェックを外す。

Synapticでパッケージをインストールすると完了直後にSynapticが終了する

これもDebian norootの説明にもあるが、どうやらDebian norootの仕様の予感。終了してしまってもパッケージのインストールは完了している。
apt-get(aptitude)でのインストールを推奨。

*1:AndroidLinuxの上に乗っかっている

*2:アプリの詳細からデータを消去(アンインストールではない)すればダウンロードされたDebianのデータは消える

*3:OTGケーブルが必要。場合によってはさらにUSBハブも必要