Logicool(海外ではLogitech)のUnifying対応デバイスのペアリング・状態確認がLinuxでできるツール Solaarを入れてみた。ふと思いついて検索したら見つけて、使っているマウスが対応していたので。
実はUnifying対応と書いていない無線マウスでも使える場合がある
自分が使っている無線マウス M185はUnifying対応とは書いていないのだが、通信にUnifyingのプロトコルを使っている*1のでSolaarが使えたりする。対応デバイス一覧を参照。
なお対応しているレシーバーのUSBデバイスIDは046d:c52b, 046d:c532, 046d:c52f(一部のマウス*2に付属のレシーバー)。lsusbでデバイスID 046d:から始まるものだけを抽出すれば探しやすいかも。
$ lsusb -d 046d: Bus 002 Device 004: ID 046d:c52f Logitech, Inc. Unifying Receiver
インストール
インストールはUbuntuであればPPAがあるので
$ sudo apt-add-repository ppa:daniel.pavel/solaar $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install solaar $ sudo apt-get install solaar-gnome3 #GNOMEやUnityを利用している場合のみインストール
でサクっと導入。
インストール後すぐに起動するとレシーバーにアクセスできないと言われるが、これはレシーバーを抜き差しすればOK。
PC起動時にSolaarが常駐するようになる。
使い方
通知領域に常駐しているSolaarのアイコン(電池アイコンの場合が多い)をクリックするとメニューが表示されるのでデバイス名を選択すると電池状態などが表示される(アイコンでも確認可能)。利用しているデバイスによっては電池残量情報の他にマウスの解像度などの設定ができる場合もある。
またレシーバーを選択してPair new deviceを押すとペアリング、ペアリングしているデバイスを選択してUnpairを押すとペアリング解除が可能。
※046d:c52fなレシーバー(Nano Receiver)は1つのデバイスとしかペアリングできないっぽいので注意
コメント
今まで電池が無くなってから控えのパナループに交換していたが、Solaarを入れて電池残量が見えるようになったので電池が切れる前に交換することができるかも?
参考
こっちのほうがもうちょっと詳しいかも。blog.keshi.org