以下省略!

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Nexus 7(2012/Wi-Fi)にPure Nexus + DC-Kernel + ParrotModを入れてみた

f:id:abyssluke:20170312072012p:plain:w200:left今までNexus 7(2012/Wi-Fi)にCyanogenMod 12.1(5.1.1ベース)を入れていたが、CyanogenModはオワコン(後継のLineageOSというのがあるが…)だし、システム起動時にSystemUIが1回応答なし扱いになったり強制終了したりするし、今はPlayストアに無いPVSTAR+ PROで突然音にブチブチとノイズが混じったり(アプリを強制終了させると直る)となんかアレなので、6.0.1ベースなカスタムROM、Pure Nexus(非公式)を導入してみた。そしてカスタムカーネルとしてオーバークロック可能なDC-Kernelを導入し、さらにNexus 7(2012)のパフォーマンスを向上+α(Bluetooth 4.0対応など)させるModであるParrotModも導入してみた。

Pure Nexusをチョイスしたのはただの気分w(軽そうというイメージもあるけど)
DC-Kernelを導入することにしたのはParrotModの推奨カーネルがDC-Kernelだから。他のカーネルでも6.0系に対応しているカーネルであれば大丈夫だとは思う(変にカスタマイズされていなければ)。

続きを読むからどうぞ。

目次

前提条件とか

  • ブートローダーがunlockedであること。
  • リカバリーとしてTWRP 3.0.2以降が導入されていること。
  • 導入前のsystem, data, bootをバックアップしておくこと。
  • ファイルシステムは問わない。ext4でもf2fsでも大丈夫。
  • 充電はちゃんとしておくこと。
  • ブートローダーをunlockした時点でわかっていると思うが自己責任で。

まず一式ダウンロード

すべて公式サイト・フォーラムのスレッドにリンクしている。

焼き焼き

Nexus 7の/sdcardに一式をコピーしておく。TWRP起動中の場合でもUSB接続すれば認識する。
もしこの時点でdata,cacheをf2fsにしたいとか言う場合はコピー前にファイルシステムを変更してから(過去の記事参照)、一式をコピーする。この場合すでにWipeされているので次のWipe作業は不要。
その後TWRPを起動しWipe→Advanced WipeからInternal Storage以外をWipeする。
WipeしたらZIPをFlashする。自分は以下の順番でFlashした。もしかしたら一式をコピーしなくともadb sideloadでFlashできるかもしれない。

  1. Pure Nexus
  2. DC-Kernel
  3. ParrotMod
  4. OpenGApps
  5. SuperSU

ParrotModとOpenGApps、SuperSUの順番は入れ換えてもいいかもしれないが、Pure Nexusは必ず最初に焼き、そのあとにDC-Kernelを焼くこと。
最後にSuperSUが来ているのは、Pure NexusにSuperSUが予めインストールされているという情報を見てSuperSUを焼いていなかったが、root権限が必要なプログラムを起動しようとしたらエラーとなったため。

起動してみる&定期TRIMを仕掛けておく

Flashが完了したらReboot→Systemで再起動する。初回起動は若干時間が掛かる。
サクサクになったNexus 7(2012)になっていると思う。

ParrotModの導入だけでも快適な動作になるが、Trimmerを入れて定期的(寝ている時間帯など)にfstrimを実行するようにしておいたほうがいいかもしれない。特に一部の個体(eMMCにKingstonチップが使われている)の場合、時間が掛かり過ぎるという理由で起動時のfstrimが行われないようになっている。

感想

動作は軽くなった(重いアプリはまぁ少し重いけど…)し、PVSTAR+ PROでの突然の音バグも無くなったしAndroidは6.0.1になったしで一石三鳥。
ただDC-Kernelに搭載されているCPUガバナーがあまりない*1のがアレか(そこらへんは6.0系対応のカーネル探して焼いてみるしかない)。
とりあえずしばらくはこれで様子見てみる。

*1:interactive, conservative, ondemand, touchdemand, performanceしかない