以下省略!

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Plop Boot ManagerでUSB-FDDを使ってUSBメモリからブートさせるアレ

f:id:abyssluke:20170430150004p:plain:w200:leftWin機(VAIO)はUSB-FDD, USB-ZIPからのブートに対応しているがUSB-HDD扱いでのブートには対応していない。故にそのままUSBメモリを挿しても普通は起動できない(いろいろ弄ればUSB-ZIP扱いで起動できるみたいだが)。というわけで適当なFDにPlop Boot Managerを書き込んでUSB-FDDをつないでそこからブート、その後USBメモリに差し替えブートするという荒業をしてみた。

※ダウンロード/FDに書き込むではLinuxで作業しています。Windowsの場合手順が異なります

ダウンロード

Plop Boot Manager 5.0 - Download
ダウンロード後解凍。

$ wget https://download.plop.at/files/bootmngr/plpbt-5.0.15.zip
$ unzip plpbt-5.0.15.zip

FDに書き込む

中に入っているFD用イメージであるplpbt.imgをddコマンドでFDに書き込む。installディレクトリ内のものはインストーラのファイルなので使わない。
USB-FDDなのでここでは/dev/sdbとしているが、内蔵FDDの場合は/dev/fdaとする。

$ cd plpbt-5.0.15
$ sudo dd if=plpbt.img of=/dev/sdb

万一不良セクタ等でエラーが出て停止してしまってもディスクの先頭あたりでのエラーでなければ無視しても構わない(Boot Manager自体の容量が小さいし)。

起動する

BIOSでUSB-FDDの順位をHDDより上位にして、USB-FDDを接続した状態から電源を入れると宇宙っぽい背景でPlop Boot Managerが起動するはず(記事画像参照。Win機(VAIO)ではテキストモード(背景がグリッドっぽいのになる)になったが…)。
ここでUSB-FDDを外しブート可能なUSBメモリを差し込んでからUSBを選択→Enterで起動するはず。

ちなみに

  • 起動するものによっては相性問題で起動しないことがあったり、起動したとしても不具合を起こすことがある。
    • USBメモリにも相性問題がある。手持ちの小型microSDリーダーライターではUSBストレージの検索でフリーズして起動しなかった。
  • USB1.1は遅い。
  • MBRを弄らずにWindowsのブートメニューにPlop Boot Managerを追加することもできたりする。