インストールしてみたシリーズ。今回は様々な圧縮ファイル形式に対応するPeaZip。
公式レポジトリ(UbuntuだとPPA)がないため、公式サイトから(UbuntuなどのDebian系では)debファイルをダウンロード、インストールするのだが、Ubuntuの環境でGTK2版を導入しようとするとlibgmp3c2がUbuntu標準のレポジトリに無く「依存関係が解決できない」旨のエラーになる。そのため別途libgmp3c2をインストールする必要がある。以下のURLのdebをダウンロード、インストールしておく。
32bit:http://launchpadlibrarian.net/70575443/libgmp3c2_4.3.2%2Bdfsg-2ubuntu1_i386.deb
64bit:http://launchpadlibrarian.net/70575439/libgmp3c2_4.3.2%2Bdfsg-2ubuntu1_amd64.deb
Qt版では問題なくインストールできる(自分はこちらをインストールした)。が、libqt4pas5をインストールしないとsymbol lookup errorで起動しないので予めインストールしておく。PeaZipにも同梱されているのでコピーしてldconfigでもOK。
$ sudo apt-get install libqt4pas5 or $ sudo cp /usr/local/share/PeaZip/libQt4Pas.* /usr/local/lib $ sudo ldconfig
またQt版は一部環境で正しく表示されないことがあるため、以下のコマンドで起動してみるといいかも(とパッケージの説明にあった)。
$ start peazip -style=cleanlooks
※32bitで動作するアプリのため、64bit環境の場合はia32-libs等の32bit関連のライブラリの導入もお忘れなく(64bitでコンパイルされたポータブル版でも一部(圧縮・解凍プログラム)は32bitで動作する)。