GnuPGで調べていて知ったことなのだが、SylpheedでS/MIME署名なメール(ソニー銀行や住信SBIネット銀行などに採用されている)を受け取った際、末尾に「[application/pkcs7-signature (署名検証エラー)]」と出る場合、gpgsmを導入すると正常に署名の検証が行われるようになる。gpgsmはGnuPG 2.0系(Stable)以降?に実装されているS/MIME用のgpgコマンド。dirmngrの導入は特に必須ではないがいれておいたほうがいい?
$ sudo apt-get install gnupg2 gpgsm dirmngr
導入後はSylpheedを再起動する。S/MIME署名なメールを開いて末尾に「有効な署名」と表示されればOK。GnuPG 1.4系(Classic)が入っているのにエラーになるのはおかしいなぁと思いつつずっと放置していた案件がやっと解決。
なお記事画像で「信用されていない鍵」とあるがこれはデフォルトで明示的に信頼する設定になっていないため。