Pimoroniで注文していたRaspberry Pi Zeroが今日届いた。イギリスから普通の航空郵便での発送だったので注文から到着まで13日もかかった。価格は日本円で2538円也(カード明細上での外貨換算後の請求額)。使用用途はまだ未定だが、今後L-02Cでの通信試験もやってみる予定。
この記事ではセットアップの段階で気づいたことなどを書いている。続きを読むから。
目次
Pibow付きです
注文したものはPibowというケースがついたもの。
商品ページに簡易的ながら装着方法の画像があるが、一応解説しておくと、
- 0番のプラ板(青色)にRasPi Zeroを乗せ(HDMI端子の足に軽く引っかかるようになっている。向き・表裏に注意)
- そこから下から順に1番(基板がはまる。緑色)、2番(水色)、表面(端子マークがあるもの。白色)とプラ板を重ねたら
- 付属のプラスチックネジとナット*1で固定する
なおケース装着中は構造上microSDの抜き差しはできないので頻繁に抜き差しする使い方をする場合は別のケースを検討すべし。
また装着作業時にプラ板からプラスチック片が落ちてくることがあるが多分ネジ穴を開けた時のアレ。
NOOBSの画面が出なかった
とりあえず事前にNOOBSを書き込んでおいたmicroSDで起動するも、テレビ画面に何も表示されない件。
microSDの中身を見てみるとパーティション構造が変更されていたので一応動作はしていたようだ。キーボードの数字キーを押すとACTランプが点滅したりしたし。
ダウンロードしてあったRaspbianを書き込み起動したところ無事画面にデスクトップが表示された。
オーバークロックはできません
オーバークロックはRasPi Zeroではできないので注意。シングルチップなせい?
raspi-configは各モデル共通プログラムだが、RasPi ZeroでOverclockを選択すると「このPiではできねーよ」と怒られる。
/boot/config.txtをいじってもダメなのかは不明。
RasPi関連で買い揃えたもの達(ほぼ最終版)
HDMIセレクター、HDMIケーブル、USBハブ(セルフパワー対応)、microSDHC 16GB、USB-ACアダプタ、無線LANアダプタ、電源タップ(雷ガード付き)、microUSBケーブルを購入。
購入価格(購入時点での価格です)
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少しシリアスな話
無線LANアダプタ、最初の起動時(ハブはバスパワーモード)にどういうわけかものすごく発熱して無線LANアダプタの樹脂が少し溶けた件。ハブをセルフパワーモードにしポートを差し替えるなどして今は特に問題はない。でも感度が悪い感じように見えるが、仕様?(iwconfigのLink Qualityがあまりにも低い)
通信もたまに引っかかることがある(無線だから仕方ないのかもしれんが)ため、今後の様子によってはアダプタを買い換えることも要検討か。
*1:もしもの時の予備として通常の4個に加えてもう1個あるっぽい