以下省略!

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LinuxでOneDriveを使う

f:id:abyssluke:20180526193612p:plain:w150:leftLinuxでOneDriveを使うためのメモ。Linux向けのOneDriveクライアントが有志の手によって作られているのでそれを使う。GUIはない、シンプルな同期クライアント。
github.com

準備

珍しく?D言語で作られているのでD言語コンパイラを導入する必要がある。
dlang.org
上記サイトからDMDをダウンロードしインストールする。
Ubuntuの場合はdebファイルをダウンロードしgdebiなりdpkgコマンドなり使ってインストール。
そして必要な開発パッケージもインストールしておく。

$ sudo apt install libcurl4-openssl-dev libsqlite3-dev

ビルド&インストール

$ git clone https://github.com/skilion/onedrive
$ cd onedrive
$ make
$ sudo make install

初期設定

ターミナルでonedriveを起動し初期設定を行う。

$ onedrive

次のURLを開けと表示されるのでそのURLをブラウザで開き、Microsoftアカウントでサインインを行う。権限の承認を行うと白い画面になるが異常ではない。ターミナルにはコールバックURLを入力しろと表示されているはずなので、白い画面のアドレス欄に表示されたURLをコピペしてEnterする。
しばらくすると同期が行われる。もしも保存先(同期する)フォルダを変えたい場合は(初期設定前に)~/.config/onedrive内にconfigを作り、sync_dirにパスを書く。

$ mkdir -p ~/.config/onedrive
$ vi ~/.config/onedrive/config
$ cat ~/.config/onedrive/config
sync_dir = "/path/to/OneDrive"

自動起動/同期設定

systemdな環境の場合はsystemdサービスも自動インストールされるので以下のようにして自動起動&自動同期するように設定する。

$ systemctl --user enable onedrive
$ systemctl --user start onedrive

systemdに対応していない環境の場合はログイン時にonedrive --monitorが起動するように設定する。