以下省略!

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zramの状態を確認するコマンド zramctl

https://rita.xyz/blog/irasutoya/computer_memory-w200-fs8-zf.pngメモ書き。zramの状態(圧縮前後のサイズなど)を確認するには/sys/block/zram〜/mm_statを見ればいいのだが見づらい(mm_statの見方はこのページの下の方を参照)ので、zramctlコマンドを使うといい。もしかしたら環境によっては入っていないかもしれない(以下はUbuntu 18.04 LTSの場合での話)。

zramctlコマンドを使う

$ cat /sys/block/zram0/mm_stat
  266240    11081    98304        0    98304        2        0
$ zramctl
NAME       ALGORITHM DISKSIZE  DATA COMPR TOTAL STREAMS MOUNTPOINT
/dev/zram1 lz4         718.6M   24K  1.1K   32K       2 [SWAP]
/dev/zram0 lz4         718.6M  260K 10.8K   96K       2 [SWAP]

項目の意味

  • NAME: zramのデバイス名。
  • ALGORITHM: 圧縮方式。lzo(デフォルト)、lz4、lz4hc、842がある(カーネル 4.15.0-22-genericの場合)
  • DISKSIZE: zramの容量。
  • DATA: 圧縮前のデータ容量。
  • COMPR: 圧縮後のデータ容量。
  • TOTAL: メタデータなどを含んだメモリの使用容量。
  • STREAMS: 並行して実行する圧縮オペレーション数。CPUコア数によって変わる?
  • MOUNTPOINT: zramのデバイスが使用されているマウントポイント。スワップとして使用されている場合は[SWAP]と表示される。