以下省略!

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GIMPでWebPを読み書きできるようにしてみた

f:id:abyssluke:20160424122126p:plain:w200:left何気にググってたらGIMPでWebPを読み書きできるプラグイン gimp-webpを発見したので導入してみた。
※表示されている記事画像はPNGフォーマットで、WebPフォーマットではありません(そもそもフォトライフがWebPに対応していない)
※インストールはUbuntu 14.04LTSで行っています

インストールしてみる

bzrとGIMP・WebPの開発パッケージ、CMakeをインストールする。その後ソースを取ってきてビルド&インストール。

$ sudo apt-get install bzr libgimp2.0-dev libwebp-dev cmake
$ bzr branch lp:~george-edison55/gimp-webp/trunk gimp-webp
$ cd gimp-webp
$ mkdir build
$ cd build
$ cmake ..
$ make
$ sudo make install

参考にしたサイトがbzrからソースを持ってきていたのでbzrを使用したが、gitにも同じ物があるのでこの場合はbzrの部分を

$ git clone https://github.com/nathan-osman/gimp-webp

とする(bzrのインストールは不要)。

インストール後、GIMPを起動して開く/インポート及びエクスポートのファイルの種類欄にWebP image (*.webp)があればOK。

使い方

  • 開く時(インポート)はwebpファイルが選べるようになっているので普通に選べば普通に開く。
  • 保存時(エクスポート)は*.webpの拡張子で保存しようとするとダイアログが出てくるのでプリセット*1、品質を指定してエクスポートを押す。

サンプル

この記事の画像をGIMPプラグインでWebPとして出力した例。プリセットはDefaultとしている。
品質85: https://rita.xyz/blog/201604/webptest.webp
可逆圧縮(ロスレス): https://rita.xyz/blog/201604/webptest-lossless.webp

RasPi Zeroをポチった記事のJPEG圧縮前の記事画像をWebPにした例。同じくプリセットはDefault。
品質85: https://rita.xyz/blog/201604/pimoroni_1x_q85.webp
可逆圧縮(ロスレス): https://rita.xyz/blog/201604/pimoroni_1x_lossless.webp
参考:JPEG(mozjpeg使用、品質85): https://rita.xyz/blog/201604/pimoroni_1x_moz85.jpg

*1:Default, Picture, Photo, Drawing, Icon, Textから選択する