何気にググってたらGIMPでWebPを読み書きできるプラグイン gimp-webpを発見したので導入してみた。
※表示されている記事画像はPNGフォーマットで、WebPフォーマットではありません(そもそもフォトライフがWebPに対応していない)
※インストールはUbuntu 14.04LTSで行っています
インストールしてみる
bzrとGIMP・WebPの開発パッケージ、CMakeをインストールする。その後ソースを取ってきてビルド&インストール。
$ sudo apt-get install bzr libgimp2.0-dev libwebp-dev cmake $ bzr branch lp:~george-edison55/gimp-webp/trunk gimp-webp $ cd gimp-webp $ mkdir build $ cd build $ cmake .. $ make $ sudo make install
参考にしたサイトがbzrからソースを持ってきていたのでbzrを使用したが、gitにも同じ物があるのでこの場合はbzrの部分を
$ git clone https://github.com/nathan-osman/gimp-webp
とする(bzrのインストールは不要)。
インストール後、GIMPを起動して開く/インポート及びエクスポートのファイルの種類欄にWebP image (*.webp)があればOK。
使い方
サンプル
この記事の画像をGIMPのプラグインでWebPとして出力した例。プリセットはDefaultとしている。
品質85: https://rita.xyz/blog/201604/webptest.webp
可逆圧縮(ロスレス): https://rita.xyz/blog/201604/webptest-lossless.webp
RasPi Zeroをポチった記事のJPEG圧縮前の記事画像をWebPにした例。同じくプリセットはDefault。
品質85: https://rita.xyz/blog/201604/pimoroni_1x_q85.webp
可逆圧縮(ロスレス): https://rita.xyz/blog/201604/pimoroni_1x_lossless.webp
参考:JPEG(mozjpeg使用、品質85): https://rita.xyz/blog/201604/pimoroni_1x_moz85.jpg
*1:Default, Picture, Photo, Drawing, Icon, Textから選択する