Store版のWSLが正式版となり、Windows 10にも対応するようになった。ただし(執筆時点で)オプション更新プログラムとなっているKB5020030をインストールする必要がある*1。これによりWSLgやsystemdなどに対応するが、自分の環境では/tmp/.X11-unixが自動生成されている状況となっており、WSLgによるGUIアプリがうまく動かなかったので、以下のようにしてWSLgの.X11-unixを/tmp/.X11-unixとしてシンボリックリンクを貼った。同時に~/.profileからDISPLAY指定を削除。
sudo umount /tmp/.X11-unix
Bug of WSL Preview - Empty /mnt/wslg/.X11-unix & /tmp/.X11-unix Directory · Issue #782 · microsoft/wslg · GitHub
sudo rm -rf /tmp/.X11-unix
sudo ln -s /mnt/wslg/.X11-unix /tmp/.X11-unix
その後WSLを一旦シャットダウン(wsl.exe -t Ubuntuやwsl.exe --shutdown)して再起動したところGUIアプリが使えるようになった。OpenGLなアプリケーションも動いている(記事画像)。
あとは必要に応じてfcitx-mozcなりfonts-takao-gothicなりいれるといいかも。
*1:来月まで待てば定例アップデート適用でも使えるようになるかと