以下省略!

タイダルウ(ry ほぼ毎日1記事執筆運動実施中。 ※記事に広告(アフィリエイト)リンクを掲載している場合があります。

memtesterの使い方を軽く紹介しようか

https://rita.xyz/blog/irasutoya/computer_memory-w200-fs8-zf.pngOS起動中でもメモリ(ユーザースペース領域)に異常がないかどうか確認できるツールの使用方法とかの簡易メモ。
※テストできるのはメモリの一部領域なので、(ほぼ)すべての領域をテストする場合はMemtest86+などOSが起動していない状態で起動するソフトを使うこと。

インストール

レポジトリに入っているはず。以下はUbuntu 18.04での例。

$ sudo apt install memtester

テストしてみる

root権限で実行すること(一般ユーザー権限では16MBまでしかテストできない*1ため)。

$ sudo memtester 128M 4

128Mはテストするサイズ、4はテスト回数。テスト回数が指定されていないと無限にテストする。
あまりにもサイズが大きすぎるとメモリ不足となりOOM Killerが発動してしまうのでほどほどに。

テスト中にエラーが検出された場合、FAILEDの文字と共にエラーが検出されたメモリアドレスなどが表示される。

ちなみに、指定できるオプションに-p(物理アドレス指定)と-d(メモリデバイス指定)があったりするが通常は使用しない。

*1:16MBより上のサイズを指定するとmlockしようとして"too many pages, reducing..."というメッセージが出まくり最終的に16MBにまで減らされる